
あなたは今ある節約サービスの中で、一番良いなと思うサービスは何でしょうか?
今後の伸び代という観点で考えると、「全厚済モール」が最強の節約サービスになり得ると思います。
この記事では、「全厚済モール」の可能性を深掘りしていきます。
2024年時点の全厚済モールは正直しょぼいです・・・
全厚済モールは、ヤマダ電機の卸業者と提携しています。
そのため、冷蔵庫や洗濯機などのヤマダ電機が得意な家電は、全厚済モールを通して安く買うことができます。(新型に限ります。)
型落ちすると、価格ドットコムなどネットサイトのが安くなります。
2024年時点では正直しょぼいです。
しかし、全厚済モールはいわば「生まれたばかりの金のたまご」なのです。

全厚済モールは「非営利版Amazon」に挑戦している
全厚済モールについて、流通の観点から見てみましょう。
過去の流通

メーカーが作ったものが、さまざまな中間業者を通り、消費者が店舗で購入します。
中間業者を通るたびに中間手数料が上乗せされ消費者に届きます。
※便宜上、「過去の流通」と記載していますが、現在でも主流の流通です。
現在の流通

メーカーが作ったものが、ネットショップを通して、消費者が購入します。
ネットショップが中間業者の業務をすべて引き受けているので、過去の流通に比べて中間手数料が安くなります。
全厚済モールが挑戦している流通

全厚済は一般財団法人の「非営利型法人」に分類され、なおかつ収益事業をしていません。
そして全厚済自体が、会員の皆さんの会費のみで運営されています。
そのため、メーカーが作ったものが、全厚済モールを通して、中間手数料が上乗せされずに会員に届きます。
つまり全厚済モールは、「メーカーからものを原価で仕入れて原価で会員に届ける」というサービスです。
これが「非営利版Amazon」に挑戦している由縁です。
そして将来もっと会員が増えると、価格交渉能力がつき、メーカーから仕入れる際の原価が割引になる可能性があります。

もし、普段使っているシャンプーや歯磨き粉、トイレットペーパーなどの日用品や、野菜・お肉などの食料品が「原価」で買えるようになったらいかがでしょうか。
全厚済モールは、将来の暮らしに直結する「最強の節約サービス」になると思います。
その反面、極論ですが、中間手数料で利益を得ている会社は、将来潰れてしまうかもしれません。
